
● Dancing Pee / トイレのトラウマ
監督:Minkuen Choi
韓国 / ドラマ / 2005 / ‘13”20
公衆トイレで受けた恐ろしい体験が、トラウマとなって男を苦しめる。妄想と現実が入り乱れ、彼の目の前で踊るようにめくるめく。解放されたい!解放されたい!男の苦痛に満ちた叫びが聞こえてくるようだ。そして彼は…。
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『新時代のトイレ』
公衆トイレは一般的に汚いというイメージがあり、出来れば利用したくないものですが、近年では随分とクリーンでユニークなものが町で見られますね。
公衆トイレについてインターネットで検索してみましたが、素材や形、設計に至るまで、設置する場所、周囲の衛生面への管理などを考慮されて、随分と工夫されているようです。
観光地では町全体のクリーンなイメージを膨らまそうと、わざわざ公衆トイレの紹介をしている所もあります。
秋田県仙北市田沢湖の場合:
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/4569/オモシロいのが、使用している紙の種類や、携帯の使用不可、トイレの数、利用できるトイレの様式などをこと細かく説明してくれているのです。
京都市の場合:
http://raku.city.kyoto.jp/kanko_top/toilet/index.html京都と言えば、お寺に神社、城跡など、歴史的建造物で、年中観光客の耐えない街。それゆえ、市内の公衆トイレが、観光名所のエリアごとに別れて検索できるようにしてあります。
長野県伊那谷各町村の公衆トイレの場合:
http://kankyo-p.com/frame/works_fr.htmlさすがに大自然に囲まれた土地だけあって、外観にマッチするように木目を生かしたり、太陽の光が天井から降り注いだり、レクリエーション施設の場所に応じてデザインも変えるといった懲り様。
私達が一般的に持つ公衆トイレ=汚い、臭い、暗いといったイメージは利用する私達の使い方が粗末であるからなのかも。壁の落書きなどもそう。排泄物を扱う場所ですから、衛生面や安全面は管理者にとって重要な問題。それゆえ、トイレが持つ3Kのイメージをなくそうと、管理者の間で外観や内装を工夫するところが増えてきたのでしょう。
一方、管理が大変な公衆トイレですが、町の至る所にあるコンビニエンスストアでは、トイレのマークを掲げ、誰でも自由に利用できるようになっていますね。商品を何一つ買わずに、トイレの利用だけでも快く案内してくれる。郵便や宅配業務、公共料金の支払いの他にトイレの提供により、売り上げを伸ばそうという努力が見受けられます。
気の利いたレストランなどでは、女性のトイレ内に、綿棒やコットン、生理用品、ハンドクリームなどを設置してある所もあり、中にはトイレの中に水槽があり、魚が泳いでるのを見ながら用をたす所や、便座の蓋を開けると音楽が鳴ったりするようなエンターテイメント的要素を備えたトイレも出回っています。
アメリカのラスベガスの男性トイレでは、便器に的があり、そこに命中するように用をたすと、競走馬が動き出し、隣同士競争しあう…といった信じられない所も。
そんな本来のトイレの使用目的をあきらかに超えてしまった所もあれば、個室がなく、入ると穴がポツポツ、大きな溝が真ん中に。用をたしたあとは、この桶の水を流してください…というような昔流の所も世の中には存在します。
私達になくてはならないトイレ。目的は同じなのに、利用する人、設置される場所のニーズによって変化し続けています。
プログラムAI-Bより…
上映:8月6日(日)10:00〜

● EL GRAN ZAMBINI (THE GREAT ZAMBINI) / 偉大なるザンビニ
監督:Igor Legarreta / Emilio Pérez
スペイン / ドラマ / 2005 / ‘14”54
街の外れでトレーラー生活をする少年と両親。
少年は頼りないお父さんにうんざりで、少し反抗期。
そんな少年の心をつかもうと、お父さんはある作戦に乗り出した!
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『ちいさなお父さん』
このコラムを書く前に、
私はティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演の
「チャーリーとチョコレート工場」という映画を見た。
ウィリー・ウォッカのチョコレート工場に、
選ばれた5人の子供が招待されるというストーリー。
キテレツなチョコレート工場の内部がとにかく面白く、
最後に家族の温かさにつなげるところが美しい。
カスタマーレビューを読んでいると、
この映画を見た人に意外に人気なのが、
小人のウンパルンパだ。
実質、工場の運営を任されている
ウンパルンパが、映画の重要な部分で、
突然、コミカルに歌いながら踊りだす。
これ、誰が演じてるんだ?
って気になった人も多いと思うが、
調べてみると、アメリカの人気俳優DEEP ROY氏が、
なんと!ひとり165役をこなしているそう。
このウンパルンパを好演するDEEP ROY氏。
ご覧になった方は分かると思うが、
身長が平均より大幅に小さいdwarfism(小人症)。
これは遺伝というよりは突発的に起こる症状らしい。
ベラスケスの有名な絵画
「ラス・メニーナス(宮廷の侍女たち)」にも
dwarfismの女性が、侍女のひとりとして登場する。
王女マルガリータのとなりに
付き添っているおばあさんがそうだ。
さて、前置きが長くなったが、
「偉大なるザンビニ」の紹介に入りたい。
この映画は、前述のようなdwarfismの父親と
その息子の心の交流の物語だ。
スペインの町はずれのキャンピングカーの中で暮らす
親子3人の生活が、どこかせつなく、
それでいてやさしいタッチで描かれている。
家族モノは泣かせるものが多いが、
これもそのひとつ。
ジュワーっと心に感動が広がる
作品であることには、間違いない。
プログラムI-Aより…
上映:8月5日(土)13:00〜