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SSFF & ASIA 2007 受賞作品プログラムB●『Tengu Gaiden / 天狗外伝』 

tengu_gaiden ●Tengu Gaiden / 天狗外伝

監督:大根田英俊
24:03 / ドラマ / 2007 / 日本

地球温暖化により沈んでしまった
京都の街を見下ろす鞍馬寺で、老僧は少女に
ある西洋人が日本の浜に辿り着いた
千年前の物語を聞かせる。
これは、時空を超えたある愛のファンタジー。

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この映画の舞台となった、京都は鞍馬寺。
仏教寺院で、宗派はもともと天台宗に属したが、
1949年以降独立して、鞍馬弘教総本山となっている。

鞍馬寺は、京都盆地の北に位置する。
周りは豊かな自然に囲まれていて、観光客で賑わっている。
鞍馬寺まで続くケーブルカーは、鞍馬寺が運営をしており、
宗教法人としては唯一の鉄道事業者ともなっている。

鞍馬寺といえば、牛若丸(源義経)が修行をしたことでも有名で、
今でも、9月15日に義経祭が行われているが、
そんな牛若丸に稽古をつけたのは、
実はここに住む天狗だったとも言われている。
この事は大佛次郎の『鞍馬天狗』でも述べられている。

小説化、ドラマ化されたことで、
「鞍馬天狗」とは弱い者を助け、悪い者をやっつける、
といった正義感の強いことを比喩してそう言われるそうだ。
この映画のタイトルにもなっている鞍馬天狗は、
鞍馬の奥の「僧正が谷」に住むといわれる大天狗のことで、
すでに述べたように、牛若丸に剣術を教えた事で知られている。

ちなみに、鞍馬山に住む天狗を大天狗と言うらしいが、
江戸時代中期の書「天狗経」によると、
日本には『四十八天狗』が存在するとされ、
その中には霊山と評される高野山、富士山などが含まれる。
天狗は一般的に、僧になる修行を経験した修験者の中でも
特に傲慢で、自尊心の強い者が、死後大天狗になるといわれ、
他の「天狗」よりも力を持つらしい。

天狗に関する憶測や、伝説は様々あるが、
映画『天狗外伝』のような妖怪や怪談からかけ離れている。
ストーリー序盤、少女に鞍馬天狗の伝説を話して聞かせるが、
天狗について触れるのはここだけである。
筆者の憶測だが、この映画は鞍馬天狗のサイドストーリーではなく、
全く違った視点から天狗を見つめている。
いい意味で人間臭い鞍馬天狗を描く事で、
その存在がさらに威厳高いものになっているのではないだろうか。


SSFF & ASIA 2007 受賞作品Bより…
上映日時:8/4(土)20:30~・8/5(日)18:30~

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