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I-B●『Jellybaby / ゼリーベービー』 

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● Jellybaby / ゼリーベービー
監督:Ronan and Rob Burke
アイルランド / コメディ / 2005 / 10:15

JackとJillの赤ちゃんは、いつも御機嫌ナナメで暴れたり泣いたり、大わらわな毎日。少々お疲れぎみのJackは、公園でそっくりの赤ちゃんを見た時、あることを思いつく。

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『少子化問題!』

日本の2005年の出生率はなんと1.25で最低記録っていう発表があったばかりだが、高齢化社会に向けてますます深刻な問題へと化している。 

日本の出生率は世界の先進国ではドイツ(1.34)イタリア(1.30)と並んで最低レベルだ。アメリカは97年に1.97で底を打ってから上昇傾向に転じている。最大の要因は移民のヒスパニック系住民が原動力になっていることだ。フランス(1.89)は先進国の中でアメリカに次いで高い。手厚い家族給付と行き届いた育児サポートに起因すると言われる。その次はオーストラリア(1.77)である。

出生率の高い国の背景には、しっかりした社会制度とユニークなアイデアによって効果をもたらしている。

フランスでは手厚い家族給付と行き届いた育児サポートに起因すると言われる。例えば、子供が3歳になるまで育児休業または労働時間短縮が認められ、第2子第2子以降の育児休業手当は3歳まで受給可能であり、さらに、所得制限なしで20歳になる直前まで家族手当が支給される。
またベビーシッターなどの利用に関する補助金も利用可能で、子供を産んだ後も女性が仕事に戻りやすい環境であり、高い出産期女性の労働力率がなんと80%)と高い。

労働時間は男女とも35時間制と決められており、夫婦で協力しあって育児をすることができる。

オーストラリアでは、2004年にコステロ財務相が少子化対策の助成金「Baby Bonus」で、出産した人に3000ドルを支給する制度を導入した時に、"Have one for mum, one for dad, and one for the country"「ママのために1人、パパのために1人、そしてもう1人を国のために。」といったユニークかつ、合理的な制度が設けられ、効果を得ている。 

では、なぜドイツは出生率が低いのか?
ドイツは児童手当等の現金給付は手厚いが、保育サービスが不足していることが大きな要因であると考えられる。まず、学校は半日制、給食はなく、子供は昼前に下校するため、母親のためにランチを用意しなければならない。つまり、正社員になることは難しく、パートタイムジョブを余儀なくされる。それゆえ、就業と子育ての両立をするのは困難な状況にあると言える。 

図録 『合計特殊出生率の推移(日本及び諸外国)』では、出生率増加対策が万全に整えられており、社会的に保障されているゆとりのある国では、子供を産みたい、増やしたいという思いが強いようである。
反対に増やしたくないと思う国(日本、韓国)では高い出産費を支払わなければいけないという経済的な理由と、学歴社会に伴い増え続ける教育費などにより、子供を希望する夫婦が少ないのかもしれない。
現に日本では次々に産婦人科医が少なくなり、産婦人科を開業しているにもかかわらず、分娩できる設備がないという医療機関も増えてきており、少子化になり、産婦人科がなくなっていく...といった悪循環を生み出している。 

日本では、子供を持つ主婦がパートタイマーに出る際、託児所や保育所を利用するのが主流である。それ以外にも諸外国のようにベビーシッターというのもあるが、それは少々違うようである。
日本でいうベビーシッターとは、保育士資格、幼稚園教諭免許などをもつ、正確な知識を備えた人が、それ専門の事業所を通じて雇うという仕組みになっている。だが、そのような資格を持った特別な人を雇うのだから、それにかかる費用も相当だ。料金は事業所によって様々だが、それ以外にも、ベビーシッターの交通費や、食事をさせたら幾ら、お風呂に入れたら幾らなどと加算され、入会金、年会費を支払った上でないと利用できない所もある。

私の知るベビーシッターとは、アメリカの例で言うと、学生が“アルバイト”として、近所の子供の守りをするというものだ。ベビーシッターとして特別な訓練は受けていないが、学生にとっては身近に得られる収入源として、母親にとっては信頼できる子守として考えられている。ただ母親の目を盗んで幼い子をいじめたりする例も幾つか挙げられているので、日本のように事業所から派遣されたベビーシッターのように100%安全とは言えない。 

それにしても、アメリカはなぜ出生率がダントツに高いのか?
子育てに対する母親の考え方かもしれない。日本の女性は結婚したら、掃除に洗濯、料理に子供の世話、そしてパートタイムの仕事....と一人何役もこなす。最近では産休を取ったり、子供の体の具合が悪いとき、学校の行事などに仕事を休む父親も増えてきたといえばそうだが、子育てに関しては未だ母親にまかせっきりという傾向が続いている。アメリカでは出産の際、無痛分娩が主流で、日本のようにお産がコワくて子供を産みたくない、子供を一人産んだが、出産はもうこりごりだという女性は少ない。

洗濯にしても、日本のように毎日行わず、一週間にまとめて行う家庭や、洗濯の後、乾燥機で乾かす家が殆どなので、あまり重労働ではない。形や大きさの違う下着や衣類をいちいちハンガーにかける必要がないのである。
料理はというと、やたらキッチン用品が豊富なわりには、手軽で簡単なメニューが多い。どの家庭にもある巨大なターキー(七面鳥)が焼けるオーブンを使ってローストチキンや、サーモンを焼き、マッシュポテトやコーン、豆などを添える。付け合せの食材だって、水を加えて加熱すればOKというものや、缶詰めになったものが多く、大半はそれらを利用する。子供が学校に持っていくランチだが、日本のようにお弁当を持っていくのではなく、ピーナツバターとジャムを塗ったサンドイッチや、果物、既成の食べ物(クラッカーとチーズがパッケージ入りになったもの)などを持たす。
それでも、多くの学校にはカフェテリア(食堂)があり、そこで、ピザやハンバーガー、サラダなどが食べられるようになっているので、朝早く起きておかずを何種類も作る必要はない。 

とにかく例を挙げればたくさんあるが、家事が楽になるような環境が備わっているところが大きな違いだと言える。

残念なことに、ここ数年で子供のために海外に移住する家族がでてきている。 少子化問題に対応するには、まず環境から変えなければならないのかもしれない。

参考web site:
“フランスとドイツの家庭生活調査”
http://www.esri.go.jp/jp/archive/hou/hou020/hou012.html
“極東ブログ--『出生率向上はアメリカにも学んだら』”
http://finalvent.cocolog-nifty.com/fareastblog/2006/06/post_2632.html
“図録 合計特殊出生率の推移(日本及び諸外国)”
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/1550.html
“Tech Mom from Silicon Valley『アメリカ人の育て方3-親に甘~いアメリカは高出生率』"
http://d.hatena.ne.jp/michikaifu/20060605/1149467292

プログラムI-Bより…
上映:8月6日(日)12:00~
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