I-D● Hiro / ヒロ 

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● Hiro / ヒロ
監督:Matthew Swanson
カナダ / ドラマ / 2005 / ‘19”58

電車男か!?仮面ライダーか!?日本から遠く離れたカナダの小さな町。あんまりイケてない虫好きおじさんヒロが、偶然出会った女性を助けるために突然仮面ライダーに大変身。こんなヘッポコライダーでハッピーエンドを迎える事が出来るのか?

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『今時ヤクザもグローバル。』

電車男か!?仮面ライダーか!?日本から遠く離れたカナダの小さな町。あんまりイケてない虫好きおじさんヒロが、偶然出会った女性を助けるために突然仮面ライダーに大変身。こんなヘッポコライダーでハッピーエンドを迎える事が出来るのか?

劇中に出てくるヤクザ。カナダにもヤクザって居るんでしょうか?? しかし、ゴッドファーザーやスカーフェイスみたいな話は実際にありそうな気がするし、アメリカのチャイナタウンにはチャイニーズマフィアが居そうな気がする。
それが日本のヤクザになると、ちょっと疑ってしまうのは僕だけでしょうか?僕が思うに、海外での日本人の人口が少ないのから、疑ってしまう原因だと思います。海外に行く日本人の理由のほとんどが旅行か仕事関係、そこからヤクザが生まれるとは想像しづらいが、イタリア人、キューバ人の移民からなら納得しやすいですもんね。

では、劇中に出てきたあのヤクザは?僕は、あのカタコトの喋り方が妙に気なりなりました。日系2世という設定か?少し前なら、ブラックレインの様に外国人が日本に来る設定が多かったと思います。でも今ではBrotherやTAXI2の様に、ヤクザも海外進出する時代。

カナダに移り住んだ日本人の子供が、現地でヤクザになっても不思議じゃないかもしれません。しかしそんな話は映画で十分。もし現れたとしても、この映画の様に今時なヒーローに現れてほしいですね。

プログラムI-Eより…
上映:8月4日(金)19:00〜

N-B●『Happiness / ハピネス』 

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● Happiness / ハピネス
監督:松浦善之助(Zennosuke Matsuura)
日本・インドネシア / ドラマ / 2004 / ‘19”54

バリ島版“初めてのおつかい”。アリとプトラの姉弟は、バスに乗って街へ出かける。それは、小さな冒険がいっぱいの旅。アリは姉としての誇りに目覚め、成長していく。

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『インドネシアン・ハピネス』

異国情緒たっぷりなのに、どこか懐かしさも感じるインドネシア・バリ島の風景。このアジアの楽園を舞台にした「Happiness / ハピネス」は、現地の幼い姉弟が繰り広げる微笑ましい大冒険の様子を、穏やかな風と共に運んでくれます。

バリ島といえば、世界各地から訪れる人が後を絶たない屈指の観光地。実は、インドネシアには約13000もの島が存在すると言われているのですが、どうしてバリ島だけ世界的に人気のある観光スポットになったのでしょうか?

その魅力の源は、美しいビーチのある海岸部よりも、むしろ山間部に潜む神秘性にあるようです。そこで育まれた伝統・芸能・文化・芸術に、バリ島本来の魅力の秘密が隠されているのだとか。確かに、有名なバリ舞踊を例に挙げてみても、神に捧げる奉納舞が起源というだけあって、その独特の表情と動きに魅せられる人も少なくありません。

このように、海と山の魅力を兼ね備えたバリ島。でも、「Happiness / ハピネス」は、そんな典型的なイメージの裏側に潜む第三の魅力、すなわち現地の人々の日常を垣間見ることができます。

主人公は、初めて2人きりでのおつかいを任された幼い姉アリと弟プトラ。2人にとっては、自宅と街との距離がとっても遠く感じたり、両親が傍にいないことが不安だったり…。そんな子供らしい心情が、彼らの視点からとてもリアルに表現されていて、思わず自分の幼少期と重なり、懐かしい気持ちでいっぱいになります。そして、2人が困った時に助けてくれる地元の人々も、心から純粋でとても親切。「Happiness / ハピネス」は、都会では失われつつある人と人とのつながりの素晴らしさにも、素直に気づかせてくれます。

そんな優しさがいっぱい詰まった「Happiness / ハピネス」。普段の生活に少し疲れた方や、やすらぎを求めているそこのあなたは、ぜひご鑑賞ください!バリ島の穏やかな風と地元の人々の温もりが、きっとあなたを癒してくれますよ。

プログラムN-Bより…
上映:8月5日(土)19:00〜

AI-B●『Subtitle / 心の声』 

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● subtitle / 心の声
監督:Gavin Lim
シンガポール / ドラマ / 2005 / ‘07”00

とても深刻な告白のシーンです。
ココロの動揺を、わずか7分間で斬新に描く!

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『ほんとうは…?』

人と会話をしているとき、心の中には別の自分がいる。
そんな感覚はきっと誰にでもあるのではないでしょうか?
でももし心の声が相手に聞こえたら……なんて考えただけでも恐ろしくなりますよね。

2005年度シンガポール国際映画祭で最優秀監督賞に輝いた「Subtitie/心の声」は、そうした「本音」をクローズアップしています。

昔付き合っていた男女が久しぶりに会い、交わす会話。
その会話と同時にそれぞれの本音を字幕(サブタイトル)で読み取っていくという斬新なスタイルで、まさに2人の「心の声」が聞けてしまうのです。

人が併せ持つ「表」と「裏」の感情が同時に伝わってくるので、その人の本質がはっきりと見えてきます。でもそれを知っているのは、映画を観ているあなただけ。

人の秘密を覗いているみたいで、スリル感があるものの、全てを知ってしまったことに少し罪悪感も感じてしまう、そんな気持ちになる作品です。

プログラムAI-Bより…
上映:8月6日(日)10:00〜

I-B●『En god dag (A Good Day) / ある晴れた日』 

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● En god dag (A Good Day) / ある晴れた日
監督:Per Hanefjord
スウェーデン / ドラマ / 2005 / ‘16”20

年老いた男が、生きるすべもなく、踏み切りに車を止め、自殺を図ろうとした時、一台のトラクターが止まる。

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『愛すべき高齢者たち』

「A Good Day(ある晴れた日)」の舞台になっているスウェーデンは、世界有数の福祉国家。税金や社会保険料は多いし、物価も高いのですが、医療費や学費はほぼ無料で、老後の保障もあるため、貯金をする習慣はないのだとか。働いて余ったお金は、余暇を楽しむことに費やすのだそうです。年間5週間の有給休暇をとれることになっていて、旅行にでたり、セカンドハウスで過ごしたり。いろいろな問題はあるでしょうが、なんだかうらやましい気はしますね。

ところで、スウェーデンの総人口は現在約900万人、そのうち65才以上の割合は、約18%だそうです。そして日本は、なんと約20%! 高齢者の割合14%〜21%未満を「高齢社会」、21%以上を「超高齢化社会」というらしいので、スウェーデンも日本も超高齢化を目前に控えた高齢社会ということになります。

スウェーデンには、子供たちと同居する高齢者は少なく、夫婦暮らしか一人暮らしが多いそう。そのかわり、経済的な保障だけでなく、バリアフリーの高齢者住宅やホームヘルパーの充実など、社会の協力体制も整っています。「子供たちに世話になるなんて!」という自立心の強い人も多いのかもしれませんね。もちろん、いくら経済的、社会的な保障がなされていても、精神的なケアはまた別。身内や友人やコミュニティの人々が支えてあげる必要はあると思いますが。

スウェーデンの人は「住む、働く、余暇」を重視すると聞いたことがあります。住むことにこだわり、余暇を有意義に過ごすのと同じように、権利として生き甲斐を得るために働くらしいのです。専業主婦は少なく、年金生活がはじまるまで働きたいと思う人も多いとか。とすれば、定年を迎えることによって、どこか燃え尽きた気分になることもあるかもしれません。

「A Good Day(ある晴れた日)」は、ニルが自分の人生を終わらせようとするところからはじまります。でも、決してどんより重い気持ちになる映画ではありません。そこはかと哀愁を感じさせるシーンもありますが、ゴスタの愛嬌ある行動や、亡き妻への愛情、昔話などを聞いているうちに、自分の祖父を見ているような優しい気持ちになります。そして、ニルもまたゴスタに、生きる元気とヒントをもらうのです。

エンドロールが終わったあと、この二人が今までどんな人生を送ってきて、残りの人生をどのように過ごしていくのか、ふと思いをめぐらせてしまうでしょう。そして、愛すべきご老人二人にエールを送りたくなるはずです。

プログラムI-Bより…
上映:8月6日(日)12:00〜

AI-A●『The Hand / 手』 

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● The Hand / 手
監督:Anoushiravan Haddad
イラン / ドラマ / 2004 / ‘12”13

息子の誕生を切望し続ける男に、3人目の娘が生まれた。失望した男は、息子を授けてくれなければ片方しかない腕を切り落とすと神に訴える。果たして彼は息子に恵まれるのか?

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『イスラムの世界』

周囲に励まされながら出産する妻。そして、赤ちゃんの産声と共に浮かべる切ない表情。そんな印象的なシーンから始まる「The Hand / 手」では、片腕の夫が自分の支えとなる「息子」の誕生を切望するという、イランのある家族の様子が描かれています。でも、どうしてそんなに「息子」にこだわるのでしょうか?どうやら、そこには宗教的な背景も影響しているようです。

イランの正式名称は、イラン・イスラム共和国。その国名からも推測できるように、国民のほとんどがイスラム教を信仰しています。イスラム教とは、7世紀初めにアラビアでムハンマドが創唱した宗教で、神(アッラー)からの啓示の記録とされるコーランが聖典です。

イスラム教信者のことを「ムスリム」といい、ムスリムには「六信五行(ろくしんごぎょう)」という義務があります。六信とは、信じなければならない6つのこと。「神・天使・啓典・預言者・来世・天命」を指します。また五行とは、ムスリムが行わなければならない5つのこと。「信仰告白・礼拝(1日5回)・断食・喜捨・メッカ(聖地)への巡礼」を指します。

その他にも、イスラム教には様々な戒律があり、男性が優位とみなされるものも少なくありません。中でも有名なのが一夫多妻制。男性は平等に愛することを条件に、なんと4人まで妻を持つことができます!そして、「The Hand / 手」でも見られるように、ムスリムの女性はスカーフで頭髪を隠さなくてはいけません。服装に関しては自由なイスラム国もありますが、イランは特に戒律が厳しく、肌と体のラインが出ない「チャドル」という黒い布で全身を覆うのが一般的だそう。

そうした男性優位な考え方は、やはり子供が誕生する際にも影響します。男なら財産になるという考えから、男の子の方が好まれるのだとか。そんな根本的なイスラムの思想が、「The Hand / 手」に描かれている男女の価値にも深く関わっているように感じられます。

日本にいるとあまり触れる機会のないイスラム社会。「The Hand / 手」は、そんな未知なる世界へと導いてくれます。イスラム教に関する知識を少し持ってから本作品を観れば、ストーリーにより深く入り込め、考え方や生き方などに対する世界観も変わるかもしれません。

プログラムAI-Aより…
上映:8月5日(土)15:00〜

I-D●『Before Dawn / 夜明け前』 

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● Before Dawn / 夜明け前
監督:Bálint Kenyeres
ハンガリー / ドラマ / 2005 / 12:40

誰もいない夜明け前の小麦畑。その水面下では様々な期待と不安が広がっていた。でも儚い夢はなかなか叶わないもの…。

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『共産主義の空の下』

見渡す限り一面に広がる小麦畑から、静かに幕を開ける「Before Dawn / 夜明け前」。2005年度カンヌ映画祭の短編部門にノミネートされた作品だけあり、芸術的な映像と抜群のシナリオに、最初から最後まで心を奪われてしまいます。一言も台詞がないにもかかわらず、当時のハンガリー国民の切実な想いが力強く伝わってきて、それは言葉の無力ささえ感じてしまうほど。

第二次世界大戦に敗戦したハンガリーは、当時のソ連に国を占領され、その後1989年に共和国となるまでの約40年間、共産主義国として統治され続けました。そうした過酷で不自由な生活から逃れるために、リスクを負ってまで他国への移民を願った人々。「Before Dawn / 夜明け前」のストーリーの根底には、そうした歴史的背景が秘められています。

大辞林の辞書によると、共産主義とは、『財産の私有を否定し、すべての財産を共有することによって、平等な理想社会をつくろうという思想』のこと。20世紀に共産主義を採用した国家の多くは、共産主義によって、「皆が等しく自由に、豊かになる」と唱えながらも、「皆が等しく束縛され、貧しくなる」という最悪の結果をもたらしました。

自分の意思で将来を築くことができる、豊かで自由な国に生まれ育った現代日本人にとって、共産主義社会とは、教科書に出てくる程度の認識しかないかもしれません。それだけに、実際どれほど辛く大変な暮らしを強いられるものなのかを、完全に理解できなくても仕方がありません。

でも、そうした知識だけでも頭の片隅に置きながら、「Before Dawn / 夜明け前」を鑑賞すれば、本作品がいかに奥深く、完成度の高いものであるかが、より鮮明に見えてくるはずです。ぜひ、本作品の映像美とシナリオを通して、当時のハンガリー国民の切なる想いを感じとってみてください。

プログラムI-Dより…
上映:8月5日(土)11:00〜

AI-B●『Dancing Pee / トイレのトラウマ』 

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● Dancing Pee / トイレのトラウマ
監督:Minkuen Choi
韓国 / ドラマ / 2005 / ‘13”20

公衆トイレで受けた恐ろしい体験が、トラウマとなって男を苦しめる。妄想と現実が入り乱れ、彼の目の前で踊るようにめくるめく。解放されたい!解放されたい!男の苦痛に満ちた叫びが聞こえてくるようだ。そして彼は…。

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『新時代のトイレ』

公衆トイレは一般的に汚いというイメージがあり、出来れば利用したくないものですが、近年では随分とクリーンでユニークなものが町で見られますね。
公衆トイレについてインターネットで検索してみましたが、素材や形、設計に至るまで、設置する場所、周囲の衛生面への管理などを考慮されて、随分と工夫されているようです。 

観光地では町全体のクリーンなイメージを膨らまそうと、わざわざ公衆トイレの紹介をしている所もあります。

秋田県仙北市田沢湖の場合:
http://www.geocities.co.jp/SilkRoad-Forest/4569/
オモシロいのが、使用している紙の種類や、携帯の使用不可、トイレの数、利用できるトイレの様式などをこと細かく説明してくれているのです。 

京都市の場合:
http://raku.city.kyoto.jp/kanko_top/toilet/index.html
京都と言えば、お寺に神社、城跡など、歴史的建造物で、年中観光客の耐えない街。それゆえ、市内の公衆トイレが、観光名所のエリアごとに別れて検索できるようにしてあります。

長野県伊那谷各町村の公衆トイレの場合:
http://kankyo-p.com/frame/works_fr.html
さすがに大自然に囲まれた土地だけあって、外観にマッチするように木目を生かしたり、太陽の光が天井から降り注いだり、レクリエーション施設の場所に応じてデザインも変えるといった懲り様。 

私達が一般的に持つ公衆トイレ=汚い、臭い、暗いといったイメージは利用する私達の使い方が粗末であるからなのかも。壁の落書きなどもそう。排泄物を扱う場所ですから、衛生面や安全面は管理者にとって重要な問題。それゆえ、トイレが持つ3Kのイメージをなくそうと、管理者の間で外観や内装を工夫するところが増えてきたのでしょう。 

一方、管理が大変な公衆トイレですが、町の至る所にあるコンビニエンスストアでは、トイレのマークを掲げ、誰でも自由に利用できるようになっていますね。商品を何一つ買わずに、トイレの利用だけでも快く案内してくれる。郵便や宅配業務、公共料金の支払いの他にトイレの提供により、売り上げを伸ばそうという努力が見受けられます。

気の利いたレストランなどでは、女性のトイレ内に、綿棒やコットン、生理用品、ハンドクリームなどを設置してある所もあり、中にはトイレの中に水槽があり、魚が泳いでるのを見ながら用をたす所や、便座の蓋を開けると音楽が鳴ったりするようなエンターテイメント的要素を備えたトイレも出回っています。
アメリカのラスベガスの男性トイレでは、便器に的があり、そこに命中するように用をたすと、競走馬が動き出し、隣同士競争しあう…といった信じられない所も。

そんな本来のトイレの使用目的をあきらかに超えてしまった所もあれば、個室がなく、入ると穴がポツポツ、大きな溝が真ん中に。用をたしたあとは、この桶の水を流してください…というような昔流の所も世の中には存在します。 

私達になくてはならないトイレ。目的は同じなのに、利用する人、設置される場所のニーズによって変化し続けています。

プログラムAI-Bより…
上映:8月6日(日)10:00〜